前回の記事の続きです。
前回は「CDを高音質(無劣化)でNASに保存したい」という話でした。
結論から言うと、紆余曲折あって何とか思っていた通りのことができる環境が整いました。
どこに躓いたのか、どのように解決したかをメモしていきます。
前回の記事の通り、こだわりがあったり、ややこしい環境での作業であったため、この記事が役立つ方は少ないと思いますが、あくまで自分メモ的に書いていきたいと思います。
つまづき①仮想OSにNASが認識されない!
さっそく元も子もない状況です。
共有しやすいという利点で始めたのに、仮想OSでNASが認識されません…
以前は認識されていたはずなのに…
まずは現在の環境の整理をします。
パソコンはMacPro、もともと「macOS」というApple製のOSが入っていましたが、Windowsを使用したいためParallelsというソフトを使用してWindowsの仮想OSを組んでいます。
わかりやすく言うと「Macの中にWindowsが動いてる」わけです。
こんなややこしいことをしているため、一筋縄ではいかないわけです。
原因として、Macを挟んでいるせいか、ネットワークの名称がわからない状態でした。
ふつうwifiの名前が表示されるはずなのですが。
困ったときは、Google先生に頼るに限ります。
Parallelsの設定画面から
「処理」→「構成」→「ネットワーク」→「ソース」wifiに変更
これで仮想osが同一ネットワークにNASがあることを認識してくれます。
認識されたらNAS側の設定でエクスプローラー上にマウントしてやれば外付けHDDと同じように扱うことができます。
詳しくはNASの説明書やネットで調べるのがいいと思います。
つまづき②CDが取り込めない!
保存場所が認識されたので、いよいよCDを取り込んでいきます。
そのままではWMAという形式(難しく言うとコーデック)に変換されて保存されます。
これだと音質が劣化してしまいますので、前回の記事でも書いたWAVの形式に変更します。
設定を終えて、「取り込み」をクリックしたところ、このような表示が…
まさかコピーガード?この数年で変わってしまったのか?
とも思いましたが、冷静になってGoogle先生に聞いてみました。
原因は、CDデータの保存先が未設定になっていることでした。
解決方法は
WindowsMediaPlayer左上「整理」→「オプション」→「音楽の取り込み」
→「取り込んだ音楽を保存する場所」→「変更」任意のフォルダを選択
同じ画面で音質と取り込みの設定もします。
「取り込みの設定」→形式一番下「WAV(無損失)」
→「CDの取り込みを自動的に開始する」チェック
→「取り込み後にCDを取り出す」チェック
最後に「OK」か「適用」を押して設定を閉じる。
これで片手間でどんどんCDを取り込むことができます。
設定が正しいかダメ押しで確認しておきましょう。
「整理」→「ライブラリの管理」→「音楽」
→ライブラリの場所に設定した任意のフォルダがあり、「規定の保存場所」になっている。なっていなかったら右クリックして「規定の保存場所に設定」
これで一度WindowsMediaPlayerを閉じて、もう一度開き、設定がうまくできているか再度確認してみてください。私の場合は二回ほど読み取れなくなることがありましたが、ソフトの再起動で問題なく取り込みを行えるようになりました。
誰かの参考になれば幸いです。