こんばんは、じょぶでございます。
本日は職場で新型コロナウイルスの講義を受けてきました。
いつもはこの手の講義はめんどくさくて、ウトウトしながら聞いているのですが、今日はとても参考になったので、要点をまとめて記事にしていこうと思います。
この講義を聞いて、新型コロナウィルスに対する気持ちが変わりました。
新型コロナウィルスとは
正式名称はノーベルコロナウイルスと言うそうです。
見た目が太陽から出る炎(コロナ)に似ていることからコロナウィルスと言うそうです。
コロナウイルスにもいろいろ種類があり、有名なところだとヒトコロナウイルス(いわゆる風邪の原因)、SARS、MARSがあります。
新型コロナウィルスの怖いところ
新型コロナウィルスの怖いところはその感染力にあります。
前回流行したSARSが約一年間で5000人以上の罹患者を出しましたが、新型コロナウィルスはたった二週間でそれを上回る6000人の罹患者を出しました。
SARSが流行した2003年頃と比べると、人の移動距離が増え感染が拡大しやすい環境になったと言えますが、それを配慮しても感染力が強い菌であることは間違いなさそうです。
致命率が低いのも感染が広まる原因に
感染したとき重篤化して死に至る率を致命率といます。
SARSは約10%と言われており感染した人の10人に一人が亡くなる計算です。恐ろしいですね。
対して新型コロナウィルスは今のところ約2%で推移しています。
一見SARSと比べると大したことのない数値に見えますが、感染する人の母数が桁違いですのでSARSよりも多くの犠牲者が出てしまう可能性があります。
また、感染した人が動けてしまう分、感染の拡がりを助長してしまう可能性もあります。
よく似た致死率のウイルスに、100年前に流行ったスペイン風邪というものがあります。
感染に対する知識不足やマスクがないといった事も原因になると思いますが、当時10万人もの犠牲者が出たそうです。
どう予防すればいい?
先程、似たようなウイルスに風邪の元になるウイルスやSARSがあると記載しました。
似たようなウイルスなので感染経路も似ており、主に接触感染や飛沫感染に対する予防が効果的と考えられています。
要するに、手洗い、マスクと言った基本的な風邪予防で良いんです。
ただし、中途半端な予防を行っているとすぐに感染してしまいます。
一年間風邪を引かなかったなんて人は少ないですよね?
次に引く風邪が新型コロナウィルスだったらと思うと怖ろしいコトです。
口の中に菌が入らないようにするには、口をマスクで蓋をする、汚い手で口の周りを触らない、汚い手で身の回りの物を触らない、そういったことを注意していくといいのではないでしょうか。
今ふと思いましたが、スマホが感染源になることもありそう…
正しい知識を持ってウイルスと向き合おう
まとめです。
大げさなマスクをつけたり、防護用のメガネをつけている人がテレビのニュースで紹介されたりしていますが、あれは無駄です。
また、今日あった出来事ですが、海外の方が乗っている車輌だけやけに空いているなんてこともありました。
これは風評被害というやつですね。
正しい知識を持っているだけで、不安感に襲われることもありませんし、行動が過度に制限されることもありません。
SARSが流行った年、ベトナムでは医療関係者の手の消毒を徹底させることで、二次感染ゼロを達成した病院があったそうです。
しかも、その時は深刻なマスク不足で、医療関係者でも何度も使い古しのマスクを使用したそうです。
いかに手指消毒が大切かを理解させてくれるいい事例だと思いました。
皆さんも是非参考にしてください。
オリンピックまでにパンデミックを収束させるには、ひとりひとりの意識が大きく関わってくると思います。
手指消毒バンザイ!