こんにちは、じょぶでございます。
一月末に職場で新型コロナウイルスについて書かせていただきました。
2ヶ月が経過して、改めて記事を読み返してみましたが、基本的な対策の部分は大きく変わらないかと思います。
今回は今後の対策と収束について考察するため、他の媒体でもよく比較されているスペイン風邪と比較して紹介していきたいと思います。
スペイン風邪について
詳しくはウィキペディアをご覧ください。
1918年に大流行し、1700万〜5000万人の死者が出ました。
第一次世界大戦中であったため、推計には大きな誤差があるようです。
感染者数は当時の人口の1/4に当たる5億人にも及ぶそうです。
スペイン風邪、大流行の原因
流行の主な原因はあるようです。
①感染予防の概念が現在より低かった
②新型のウイルスのため免疫がなかった
③戦時中のため医療の質が低下していた
この時点で、新型コロナウイルスの対策としてスペイン風邪を振り返るのは意味があるのか疑問に思えてきました。
①と③については時代的なものですので参考になりません。
そして②についても新型のウイルスに共通で言えることですので対策のとりようがありません。
感染者数について
詳しくは先述のウィキペディアの内容を確認していただければと思います。
感染者数は5億人、死者数は5000万人と言われていますが、統計から漏れてしまっている分も入れれば1億人にも及ぶと言われています。
新型コロナウイルスの感染者数は4/4 12:00現在で正解で109万3276人、死者は5万8133人です。
収束について考えるには総数を比較するのではなく、感染者の増加数を比較する必要がありますので一概には言えませんが、半年足らずでこの感染者数が出るのはやはり尋常ではないですよね。
ちなみに、スペイン風邪の時は発生から半年ぐらいでピークを迎えたようです。
新型コロナウイルスの場合は各国でピークにずれがあったので、より複雑な推測が必要になるかと思います。
収束について
スペイン風邪の時は2〜3年を要したようです。
一度感染すると免疫ができるため、徐々に収束には向かうと思います。
必ず終わりがくるので、心を強く持って耐えていくことが必要ですね。
重篤化のリスクが高い人はワクチン完成までとにかく感染予防を行うしかありません。
現在、まだ確認段階ですが、BCG注射によって免疫が獲得できている可能性が出ています。
スペイン風邪の時も似た種類の感染症に感染歴のある方は致死率が低かったという考察もあるようです。
希望を捨てずに待ちましょう。
まとめ
スペイン風邪がよく似ているという記事を見つけて、個人的に調べてみましたが、調べれば調べるほど参考にならないと感じました。
当時の人も先行きの見えない恐怖と戦っていたことをひしひしを感じました。
しかし、それに負けずに100年後の私たちがあることを忘れてはいけません。
また新しい感染症が流行した時に我々がどのように立ち向かったのか、新しいモデルケースとして未来の人たちに伝えていきたいですね。
ようは引き続き標準感染予防を徹底していくしかないってことですね。
手洗い、うがい!頑張りましょう。