こんにちは、じょぶでございます。
価格の安さから楽天モバイルのスーパーホーダイ docomo版をメインとして使用しておりましたが、いかんせん通信速度が遅い…
Rakuten UN-LIMIT2.0の評判がいいこと、今後の傾向からスーパーホーダイの回線が改善することはなさそうなことを踏まえて思い切って乗り換えてみることにしました。
使用した端末はOnePlus6(android10にアップデート済み)、サポートされていない端末ですので苦労しました…
現在はバッチリ電波を掴んでおりますし、volteを通した通話も可能です。
一連の手順をメモしておこうと思います。
前置き
・OnePlusはBand3(楽天モバイル回線)とBand18(auパートナー回線)に対応しているので理論上は使用可能。
・公認端末ではないので設定やBIOSをいじる必要があり、最悪スマホが起動しなくなるリスクがある。いわゆる文鎮化。
・そもそもOnepPlusは技適マークがない端末なので、国内使用はグレーゾーン
以上をご理解の上で、参考にしていただければと思います。
パソコン側の前準備
スマホ単体では設定できないため、パソコンの準備を行います。今回はwindowsのパソコンで行いました。
インストールしたアプリは以下の通り。
Lhaplus
zipやrarファイルのインストールがありますので解凍ファイルを。
QPST Flash tool
端末のバックアップ用のアプリ、うまく行かなかった。なくても出来るがリスキー。
一緒にインストールされるPDCというは必須アプリになりますのでいずれにせよインストールは必要。
Qualcomm USB Driver
Omeplus6用のドライバー
それぞれgoogleで検索して一番上のものをダウンロードするといいかと思います。
スマホ側の下準備
USBデバックを有効にします。
設定→デバイス情報→ビルト番号を7回タップ
すると開発者オプションが有効になります。
そうしましたら再度設定を開きます。
設定→システム→開発者オプション→USBデバックon
開発者オプションはたくさん設定があるので見つけるのが大変です。USBデバックは上から17項目めにありました。
続いて必要なアプリをダウンロードします。
Log Kit app
Engineer mode apk
それぞれアプリストアにはないアプリですので、探し出してインストールします。
インストールする際は「この種類のファイルはお使いのデバイスに悪影響を与える可能性があります」と出ますが、okを押してください。
インストールが終わったら一度再起動します。
Factory modeの起動しvolteスイッチを有効にする
下準備が完了しましたら電話アプリを起動し
*#800#
と入力しFactory modeを起動します。Warningの画面はENTERを押します。
OnePlusLogkit→Function Switch→VoLET switchにチェック→Reboot
すると再起動します。
再起動後に設定の中に高度な通信という項目が追加されております。
設定→Wifi&ネットワーク→SIMの設定→VoLTEオン
続いてパソコンの作業です。
Engineer modeを起動しパソコンに接続する
電話アプリを開いて
*#801#をタップします。先ほどのFactory modeとは番号が異なるので注意してください。
Engineer modeが起動したら上から三番目の
Full-port switchをONにします。
その状態で付属のUSB-Cケーブルを使用してパソコンと接続します。
パソコンでの作業
QPSTによるバックアップ作業が必要ですが、なぜかうまく行きませんでした。
ドライバーが一部うまくインストールできていなかったようですが、改善できなかったためこの項目は飛ばします。
バックアップなしでの作業はリスキーですのであまりおすすめしません。
バックアップが終わったらシステムの書き換え?作業になります。
パソコンのプログラムとファイルの検索からPDCを探して起動します。
このように一番上のDevideにQualcomm~と表示されたらOKです。
ここからは間違えた項目をいじってしまうと文鎮化のリスクがありますので慎重に行なってください。
Descriptionの項目のOversea-Commercial_DSを右クリック→Deactive→Sub0,Sub1を選択しInactiveになったことを確認します。
Sub0,Sub1がInactiveに変更できたらOversea-Commercial_DSを選択しRemoveを押します。
続いてVoLTE-CU→SelectedConfig→Sub0,Sub1を選択し、表示がPendingになったことを確認しActiveを押します。
しばらくしてから再度読み込みを行うとPedingがActiveになったら終了です。
SIMカードを挿入し、手動でAPN設定を行う
開通までもう少しです。
SIMを挿入しても通信はできません。手動でAPN設定をする必要があります。
設定→Wi-Fi&インターネット→SIM1→アクセルポイント名
を開き、APN設定を開きます。
こちらに情報が公開されています。
APN情報を確認したい | よくあるご質問 | 楽天モバイル
ただ、このまま入力すると
「携帯通信会社により、タイプdunの追加は許可されていません」の表示が出て設定できません。
APNタイプの「dun」の部分のみ削除するとうまく行きました。
まとめると
名前:rakuten.jp
APN:rakuten.jp
MMC:440
MNC:11
APNタイプ:default,supl
その他の部分は未設定で大丈夫です。
一度再起動することで無事電波を掴み、通話も可能になりました。
まとめ
苦労しましたが、Bandが対応さえしていれば何とか使えそうな感じです。
普通に使いたければ楽天公認の対応スマホを購入するのが良いかと思います。
STAY HOMEの良い暇つぶしになったかなと思います。