妻子持ちの俺だって遊びたい!!!

初めまして、じょぶと申します。以前はニコニコ動画で車載実況というVlog的なことをやってました。趣味の車やアウトドア、ファッション関連の記事や日々の生活での気づきを備忘録的に記事にしています。みなさんの参考になれば幸いです。

ライフプランについてFPに相談した話。

こんにちは、じょぶでございます。

今回はFPの方にライフプラン表を作ってもらった時のお話です。

 

これから死ぬまでお金に困らず生活できるのか、お金に困らず生活するにはどうしたらいいのか。

みなさん不安に感じたこともあるんじゃないでしょうか?

けど、いくら考えても答えは出てきません。

結局詳しい人に聞いてみるしかないのではないかと思っておりました。

 

そこでFP(フィナンシャルプランナー)の出番です。

 

「FPの無料診断」…最近CMなどでよく耳にするフレーズですよね。

 

みなさん、FPと聞いて何を思い浮かべるでしょうか?

私は「お金に詳しい人が持っている資格」というイメージで、そんな人たちが無料で他人様のお金について教えてくれるなんて信じられないと思っていました。

素人の私でも、自分が人より秀でた能力を持っているならば、それは収益にしていくべきだと思いますので、お金に詳しい人ももっと色々考えるはずです。

要するに「うまい話には裏がある」ということですね。

「この先は有料会員のみの紹介です」とか「この保険に入れば安泰です」とか、極論を言えば、騙されるリスクがあるんじゃないかと思って敬遠していたわけです。

 

今回、妻が懸賞サイトの応募条件の一つにFP診断というものを見つけ、一緒に参加してみることにしたのです。

オンラインで相談できるのも決め手の一つですね。

 

結論から言いますと、「やっぱりなー」という部分もありました(笑)

しかし、結果的にはいい経験になりましたし、FPという資格にも興味が湧きました。

あと、最近コロナ禍でなかなか難しくなっている「他人と話をするということの楽しさ」も久々に体験することができました。

 

では実際にどんな話があったのか、公開して行きたいと思います。

 

1週目:導入は生活状況の聞き取り

まずは私たちの家庭のお金の状況を聞かれます。

  • 収入(年収)
  • 家賃
  • イカー所有の有無
  • 入っている保険(生命保険、車の任意保険などあらゆる保険)
  •  現在の貯金額
  • 子供の人数(今後の子供の数)

 などなど。

要するに、「あなたは年間これぐらい収入があって、これぐらい使っています。」というのを明確にして行く作業ですね。

これによって、年間どれぐらい貯金ができているのか、毎月の生活経費がはっきりしてきます。

 

これらの情報を元にライフプラン表を作ります。

 

2週目:ライフプラン表の作成

次の週では、先週の相談を元にライフプラン表を作成してもらいました。

私が作ってもらったライフプラン表はキャッシュフロー収支グラフで表示されていました。

 

キャッシュフローとは


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年齢に対して、収入や出費、資産が示されている表で「あなたが◯歳の時に△円のお金があります」というお金の流れがわかる表になっています。

家族の年齢やライフイベントも表記されますので、資産の確認を行う時や、見直し時など、何かと振り返る時に役立つと感じました。

 

 

収支グラフとは


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上記のキャッシュフロー表を元に見やすくグラフ化されたもので、直感的に自分の資産状況がわかるようになっています。

画像

 

私たちの家庭の問題点

ところどころ加工していますが、実際にFPに作成していただいた資料を掲載しております。

資料を見ていただけると、なんの問題もないように見えますが、FPの方曰く、私たちの家庭の問題点は「金余り」でだそうです。

このままの経済状態を継続すると、平均寿命まで生きると随分お金が残ってしまう計算になっています。

相続対策をしない損してしまうとのことでした。

 

また、試算通り順調に資産を形成出来ないリスクもあります。

一つは予期せぬ事故などで死亡してしまう、病気などで働けなくなってしまうリスクです。

ですので、資金が余らないように将来の夢を考えること(笑)と、非常時に備えることが課題になるとのことでした。

 

3週目:保険の見直しについて

さて、3週目は前回の課題について対策を考えていきます。

結局いくらお金が余ると言われても、そんなに夢も野心もない私たち夫婦…

結局将来のことは決められませんでした(笑)

 

続いて、予期せぬトラブルへの備え、「保険」です。

保険にも種類がありまして、今回紹介していただいたのは以下のものになります。

私がいいなーと思ったのは一番上の収入保証型保険です。

私が想像していた生命保険は、死んだ時にドカンとお金が入るようなものでしたが、こちらの保険は毎月決められた額が振り込まれるというもの。

定額なので、使い込んでしまう心配もなく、日々の生活に有意義に使うことが出来ます。

 

医療保険については、支払う期間を早めることで総支払い額を大幅に少なくできること健康祝い金という返金制度を教わりました。

 

積み立て型は、定額を積み立てて、満期になると支払った総額の100%以上が戻ってくるというもの。

また、就労が困難になった時や、特定の疾患に罹患した際には支払いをしなくてもいいという特約があるというのが面白いと感じました。

 

いよいよ次の週で最終回です。

ここでバケの皮が剥がれて行くのです…笑

 

4週目:私にあった保険プラン

初回から1ヶ月が経過しました。

今回は保険の加入についてのお話です。

前回おすすめの保険について紹介してもらい、今回は私たちの家庭や考え方にそって試算してもらうことになりました。

 

さて、ここで振り返りしてみましょう。

最初、私たちがFPに相談したのは今後のライフプランに不安があったからでした。

そして試算の結果、このままの生活でもなんの問題もないことが分かりました。

しかし、FPは保険に加入することを強く進めてくるのです。

 

保険の必要性も分かります。今は十分な資産を持っておりませんので、上記の収入保証型保険は加入する意義が十分にあると感じました。

しかし、医療保険と積み立て型保険については魅力を感じませんでした。

公的保険で賄えること、私自身病院勤務ですので福利厚生で賄えること、積み立て保険は投資と役割が被るのでわざわざ手数料を払う意味がわからないと思いました。

 

FPの方も丁寧に教えてくださる方だったので信頼関係を築きつつあったため、正直に上記を聞きました。

すると「私は若くして病気をしました。その結果、保険に加入していたため経済的に随分助けられました。じょぶさんは経済的にゆとりがあるため、ただ寝かせているお金でリスクを抑えらえるのがベストだと思います。」

とのことでした。

私は「あ、この人営業トークしているわ」と思いました。

この話、数え切れないぐらい繰り返しているんだなーと思えるぐらいスラスラと流暢に出てきたからです。

 

そもそも、なぜ自分が若くして病気しているからと言って、私も病気すると言い切れるのでしょうか?

私は現在の生活水準を下げることなく生活すると考えた上で試算し、収入保証型の保険加入だけで十分だという結論を出しました。

しかしFPの方の意見は「たまたま宝くじ買ったら当たったからあなたも買いなさい」みたいな根拠のない暴論で、不必要な保険の加入を進めてきたのです。

病気をされた方に宝くじが当たったと例えるのはあまりよろしくないかと思いますが、それぐらい失望しました。

1ヶ月かけて聞いた今までの話は、全部営業トークだったというわけです。

 

親身に色々教えてくれてたよう見えて、結局私たちは金づるだったんだなーと思うと寂しかったです。

クラブで出会って仲良くなった友達からアムウェイ勧誘受けた時と同じぐらい悲しかったです(笑)

 

まとめ

FPの方と話してみて、とても有意義な部分もありました。

私は保険に関する知識はほとんど持ち合わせていなかったため、とても勉強になりました。

しかし、その他の部分は私の持ち合わせの知識で十分対応できる内容だったかなと正直感じてしまいました。

裏を返すと、私が今まで勉強してきたことは間違ってなかったんだという知識の確認と自信に繋がりました。

 

将来が不安な方は、まずはアマゾンや楽天などで上位に上がっている経済関連の書籍を何冊か読んでみることをおすすめします。

私は以下の3冊を読むことをおすすめします。

リンク

 

また、どうしてもライフプラン表が作りたい人のでFPに相談したいという人はインターネットで調べてみましょう。

FPの公式サイトで無料で作れます。

便利ツールで家計をチェック | 日本FP協会

結局のところ、無料で相談に乗ってくれるFPは営業がほとんどです。

タダより高いものはないってやつですね。

お金を受け取った上で相談に乗ってくれるFPが本当に信頼できる人だと思います。

FPに相談したい人は、特に保険の加入などにすぐに応じるのではなく、聞きたい情報が聞き出せたらすぐにバイバイする意志を持って臨んでほしいと思います。

 

長くなりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

誰かの参考になれば幸いです。