こんにちは、じょぶでございます。
先月より医療従事者へのワクチン接種が始まっている新型コロナワクチンですが、ついに私にも順番が回ってきたので、実際打ってみてどうだったか記録に残していきたいと思います。
実際に一般の方が接種できるようになるまではまだ時間がかかると思います。
副反応の発生状況やワクチンの種類によって、現状の摂取方法からやり方が変わるかも知れませんので、ご参考程度にご覧いただければと思います。
目次
コミナティとは
いわゆる「ファイザー社製の新型コロナワクチン」のことです。
かなり低い温度で保存する必要があること、免疫習得のため二度のワクチン接種が必要なことなど、やや難がある部分もありますが、比較的安全なワクチンとして認知されています。
ワクチン接種にはインフルエンザ予防接種と異なり、筋肉内に注射する必要がありますが、刺される場所が異なること意外、さほど違いはありません。
副反応について
副反応とは、薬の副作用に近い表現です。
自分の知り合いの先行接種した人に聞いた話をまとめておきます。
- 打つときは痛くない
- 夜から翌日にかけて痛みが出てくる
- 寝返りが打てないぐらい痛い
- 痛むので利き手には打たないほうがいい
- 夜に調子悪くなったので医師の指示で解熱鎮痛薬を飲んだ
巷で噂になっているアナフィラキシー反応とは、注射してすぐに現れるアレルギー反応のことです。
スズメバチに二回刺されたら死ぬ!って聞いたことある方も多いと思いますが、あれもアナフィラキシーです。
私の周りにはアナフィラキシーが起きたという人はいませんでしたが、ほとんどが接種後の痛みを訴えていました。
インフルエンザワクチンでも痛みが出ることは少なくありませんので驚きませんが、どうやら痛みも強そうなので少し心配でした。
実際の流れ
それでは、実際にどのような流れでワクチン接種を行ったかを書いていきたいと思います。
あくまで医療従事者向けの先行接種の流れになりますので、一般の方向けの接種はまた状況が変わって来るかと思いますので参考程度に読んでいただければと思います。
①意思の確認
まずは打つかどうかの確認を行います。
前述の通り、ノーリスクで接種できるものではありませんので、副作用が起こるリスクを理解した上で接種を希望するという同意書を書きます。
どの予防接種でもある程度同じようなものにサインしていると思います。
②問診票の記載
続いて問診票の記載です。
項目としては
- 新型コロナワクチンの接種回数
- 住所の確認(保険適応の関係?)
- 効果や副反応を理解出来ているか
- 接種順位の上位グループに該当しているか(医療従事者、年齢、基礎疾患など)
- 現在治療中の疾患の有無(心臓、腎臓、肝臓、血液疾患、免疫不全など)
- 現在内服している薬
- 1ヶ月以内に発熱や病気の罹患があったか
- 本日の体調
- 薬剤や食品のアレルギーの有無
- 予防接種を受けて体調が悪くなったことがあるか
- 妊娠、授乳の有無
- 2週間以内の予防接種の有無
- 本日の予防接種についての質問の有無
文字に起こすと長いですね。
新しいワクチンなので、特有の項目もありますが概ねインフルエンザなど既存のワクチンを接種するときに書く問診票と変わらないかと思います。
③医師の問診
続いて問診表を元に医師から問診を受けます。
問題がなければ医師から許可を受け、いよいよワクチン接種です。
④ワクチン接種
新型コロナワクチン接種は筋肉注射で行われます。
だいたい注射は皮下注射が多いので、比べると深めに刺されます。
私は腕の三角筋という部位に打ってもらいました。
絶対痛いと思ってビクビクしながら打ってもらいましたが、注射針が細いこともあって痛みはほとんど感じませんでした。
政治家が言ってることは間違っていませんでしたね(笑)
⑤15分間待機
ここから15分間は病院内にいるように指示されました。
先述のアナフィラキシー反応が起きたときに対処するためです。
特に安静に過ごす必要はないようで、症状がなければそのまま終了になります。
⑥今後の流れの説明
待機中に今後の流れの説明を受けました。
まず、2週間の症状観察です。
「副反応チェック表」というチェックシートを渡されました。
体調の変化や注射部位の変化、頭痛、悪寒、下痢の有無などがなかったか、2週間
観察するように指示を受けました。
続いて二度目の接種の日付の確認です。
2週間後の二度目の接種を受けて初めて免疫獲得となりますので、2回目の接種の日付の確認も専用の用紙をもらい念入りに確認をしました。
当日の流れは以上になります。
実際に打った感想
前評判は色々聞きましたが、実際に私が打ってどうだったのかを書いていこうと思います。
個人差があるものですので、打った人がみんな同じになるとは限りませんので、参考程度に見ていただければと思います。
ちなみに前評判を聞いて痛くなってもいいように、利き腕じゃない方の腕に打ってもらいました。
接種直後
先ほども書きましたが、筋肉注射自体は痛くなかったです。
感覚としては皮下注射と変わらない感じでした。
薬剤によっては注入する際に染みることがありますが、それもありませんでした。
接種1時間後
注射を打った場所がなんとなく重たい感じが出てきましたが、動かす分には特に問題はありませんでした。
自宅に帰って風呂に入りましたがそれも問題なし。
接種8時間後
だいたい20時ぐらい、夕飯を終えたぐらいから体調に変化が現れました。
なんとなく鈍痛、筋肉痛に近い感じのような痛みが出てきました。
いよいよ前評判の痛みが出てきたなーと思いました。
接種9時間後
痛みがさらに強くなってきました。筋肉痛より打撲に近い痛みです。
経験はないんですが、肩パンされるとこんな痛みなのかな?なんてことを考えてました(笑)。
腕をあげる動作(三角筋を使うような動き)をすると痛くて、思わず「いてー」って声が漏れました。
特に腫れや赤みは出てなかったです。
加えて、何となくダルさが出てきました。
発熱する人もいると聞きましたが、私は36度台で平熱でした。
痛い腕をかばってるせいか、肩から肩甲骨にかけても痛い気がします。
眠気も出てきて、早めに就寝。
二日目
朝は特にダルさなどはありませんでした。
痛みはありましたが筋肉痛レベルで、寝返りは打てるし、押しても大丈夫なぐらいの痛さです。
仕事もしましたが、特に支障はありませんでした。
押しても痛くないんですが、注射部位を息子につままれた時は飛び上がるほど痛かったです(笑)
三日目
痛みは完全に消失、特に違和感も残りませんでした。
これで体調は元どおりに戻ったように思います。
まとめ
随分長い記事になってしまいましたが、実際にワクチン接種を受けた際の詳細が記載できたかと思います。
- 流れについては概ねインフルエンザワクチンと一緒
- 筆者の体感だと、アナフィラキシーが多いという印象はない
- 注射自体は痛くない
- 打った日の夜から二日目にかけて、注射部位に筋肉痛のような痛み
- 人によっては熱が出たり、だるさが出たりする
以上になります。
新型コロナウイルスに罹患した時のことを考えると、ワクチンで抑えられるものは抑えた方がいいと思います。
後遺症もあるという話も聞きますし、変異株についてはさらに症状が強いそうです。
根拠なくワクチンを怖がらず、リスクとリターンを考えた上で適切な行動をとっていただきたいと思います。
ご参考になれば幸いです。