こんばんは、じょぶでございます。
ここのところ自粛生活のおかげでブログネタがなく、久しぶりの更新になります。
先日、久しぶりの外出で上野に行ったのですが、そこで面白いものを見つけたのでご紹介したいと思います。
フランス軍のフリースジャケットです。
正式名称は不明ですが、私が調べたサイトですと
単純にフリースジャケット
コールドウェザーフリースジャケット
トレーニングフリースジャケット
なんて表記がありました。
タグの解析
タグを詳しく見てみます。
フランス語って馴染みがなくて難しいですね。
PuelBoye
メーカーはPuelBoyeとなっています。
フランス軍の帽子でもよく見かけるメーカーですね。
FOURRURE POLAIRE
続いてFOURRURE POLAIR。
イマイチな直訳ですが、北極のフリース?
米軍風に言うとコールドウェザーフリースが近い感じがします。
CRAINT LE FEU
続いてCRAINT LE FEU。
直訳で恐怖の火。火気厳禁ってところでしょうか?
80C
こちらはサイズですね。
だいたい70〜130ぐらいまでサイズが確認できまひた。80はS〜Mぐらいでしょうか?
その中でさらにCとLあります。
Lは丈が長かったので、恐らくcourt(短い)とlongue(長い)の頭文字かと思われます。
その他ストラクト番号
この辺は情報が少なすぎるので割愛します…
裏面
見慣れた洗濯表示が並びます。
2015と記載がありますが、製造年でしょうか?
こちらも推測でしかありません。
生地
厚手のフリース生地です。
厚手のフリースといったら、ポーラテックclassic300を使用しているECWCS GEN2 が有名ですので、比較してみようと思います。
こちらがECWCS GEN2フリースジャケットです。
似ておりますが、ECWCS GEN2の方が若干毛足が長い気がします。
フランス軍のほうはややゴワゴワ感があり、若干薄手に感じます。
ちなみにポーラテックclassic200相当のフリースを使用しているパタゴニアスナップTと比べると、フランス軍の方が分厚く感じます。
classic200<フランス軍<classic300
私の手持ちの服はどれも使用頻度の分からない中古購入した商品のため、公平な比較ではないことにご注意ください。
ディテール
それでは、最後にディテールを見ていきましょう。
一番の違いはエポレットがあることでしょう。
エポレットは好き嫌いが別れるところではありますが、着た感じは個人的にはあまり気にならなかったです。
エルボーパッチとショルダーパッチが切り替えになっているのはECWCS GEN3に近いですね。
ただ、ECWCSのパッチがシャリ感のあるナイロンであるのに対し、フランス軍はジャージのようなマイクロフリース生地になっています。
裾のゴムがかなり強いです。
ディテールとしてはゴム抜きでも良いぐらいなんですが、実用面では外気を1ミリも入れないという意気込みを感じます(笑)
襟は高めに作ってあります。
また、襟もドローコードで絞れる作りになっており、外気を入れないようになっています。
凝った作りの襟に比べ、裏面はかなり質素です。
ECWCSでは小物が入るメッシュのポケットがあったり、パッチが大きく切り替えてあったり、フリース生地一枚の部分って少ないんです。
フランス軍のフリースが薄手に感じるのはこの辺も理由になっているのかも知れません。
最後にECWCS GEN2のXSサイズとと重ねてみました。
ほぼ同じサイズ感ですが、フランス軍のほうがやや丈は短め、袖は長めといった印象です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
いろんなミリタリーショップで「希少」と言われている通り、情報が少ないモデルでしたので、自分なりに比較の記事を書いてみました。
ECWCSの流通が減ってきており、値段も高騰しております。
ユーロミリタリーも流行りに乗って高騰傾向ですが、まだマイナーなものはそれほど値上がりしておりません。
ECWCSはサイズがない、値段が高い…
なんて悩んでいる方には良い選択肢になるかと思いますので、参考にしていただければ幸いです。