新年、明けましておめでとうございます!
昨年末から体調不良が続いております笑
年末に風邪をひき、治ったと思ったら息子から胃腸炎をもらい、年明けでまた風邪を引きました笑
年始めから健康面が心配な一年です!
せめて気持ちでは負けないようにします!
さて、新年1発めの話題は古着です。
数年前にレトロXが大流行りのときにヤフー知恵袋で見たんですが
「レトロXは大したことない、グリセードこそ志向」(脳内変換してます)
古着界隈ではグリセードは大変人気の商品だそうですが、
古いものなのでネットに情報が少ないんですよね。
そこで今回は、数少ないネット情報を集めて
私のコレクションを見ながら解説して見たいと思います。
注意として、私はグリセードが登場した頃はまだ赤子でした笑
ここの情報はほとんどネットで仕入れた情報ですので、
信憑性に乏しい部分がありますので、その点ご留意ください。
当時の熱量を知りませんので、もし間違っている情報があれば
ご指摘いただきたいと思います。
それでは行きましょう!
グリセードの特徴
グリセードとは、
片面はフリース生地、片面はリップストップナイロン生地で出来ているリバーシブル
のアウターです。
パイルを外側に着ると適度な保温性と、ナイロンの滑りの良さから
動きやすさ重視の着方になります。
パイルを内側にすると、保温性重視になります。
撥水はありませんがある程度耐水性がありますので、
小雨ぐらいだったら傘なしでも大丈夫です。
このように幅広い気温、天候に対応するアウターだったんですね。
ファッションとしてみたらパイルを外側に着るしかないと思います(笑)
フリースにも2種類あり
1つはシンチラフリース、いわゆる普通の中厚フリースですね。
ユニクロのフリースをイメージしていただけるといいかと思います。
パタゴニアで言うとシンチラスナップTが有名です。
もう一つはパイル生地です。もこもこのフリース生地です。
パタゴニアで言うとレトロXに使われている生地ですね。
6ミリの厚さです。
ボディのタイプも二種類あります。
1つはフルジップタイプ
まさにレトロXみたいですよね。
脱ぎ着のしやすさ、体温調整のしやすさはフルジップタイプが良いです。
2つ目はプルオーバー。
こちらはスナップTと同じカタチです。
ハーフジップですので風が入る部分が少ないので保温性重視です。
私はシルエットが好きなのでプルオーバーを持ってます。
フルジップですとレトロXと区別できないですし。
私のコレクションの関係からプルオーバータイプのみの紹介になります。
生産年代について
元々はシンチラグリセードが80年代後半に登場しました。
シンチラグリセードに関しては
流通数も少なく(不人気?)、
古いため情報が少ない印象です。
あと、私があんまり興味がない(笑)
パイルグリセードが登場したのは1992年。
私が生まれたのが1993年なので同学年ですね!(知らん)
生産終了したのが1998年。
つまり、パイルグリセードが流通していたのは
わずか7年間なんです。
ちなみに、人気があるのは
パイルが総柄タイプなんですが、
私は好みじゃないので(あと高い笑)
無地しか持っていません。
ディテールについて
まずはパイル側から紹介します。
フロントジッパーはリバーシブル仕様になっています。
持ち手は94年製から省略されているようです。
てっきり欠損しているのかと思いました。
左胸にジップ付きの胸ポケットが一つ。
ここにタブ類がついてます。
持ち手にはパタゴニアロゴがついています。
お腹にジッパー付きの
ハンドウォーマーポケットがついています。
左右貫通しています。
続いてナイロン側
フロントジップにスナップボタンがついており
フラップを閉じると防風性が増します。
お腹にはカンガルーポケットがあります。
ロゴも目立ちますね。
すごく大きく見えますが、手を入れて見ると浅めです。
そして裾にドローコードがついています。
絞ると冷気が入ってくるのを防ぎます。
後継「リバーシブルスナップT」について
2007年〜2009年のたった三年間のみ製造されたモデルです。
パイルとナイロンのリバーシブル、プルオーバーとフルジップがある
という点が共通しており
おそらく後継モデルの位置づけだと思うのですが、
グリセードよりもさらに情報不足です。
異なる点は
・スナップボタンのみでフロントジッパーがない。
・ハンドウォーマーポケット、カンガルーポケットがない
・裾のドローコードがない。
・パイルがちょっと分厚い(13ミリ、レトロカーディガンと一緒)
・胸ポケットが両面にある。
・タブはパイル側につけてある。
ハンドウォーマーポケットが無いのが
結構致命的です(笑)
タブがパイル側にあるため、
古着では大体欠損してます。
私が持ってるのはリバーシブルスナップTの中でも更にレアな
私は見てないのですが、タグにスペシャルと記載されていたそうです(笑)
米軍基地の購買でのみ売られていたとか、
MARSのように部隊へ支給されたとか、
いろんな噂がありますがよくわかりません…
特徴はUCP迷彩というデジタルカモ柄である点です。
タグは風化してしまって、材質がわかりませんが、
リップストップナイロンではないです。
パイルを内側にしても地味にならないのが良いです。
そしてめちゃくちゃ暖かいです。
相場について
2022年現在の相場についてまとめて行きます。
あくまで私の体感での相場になりますので、
店舗や時期によっては大きく金額がズレるかも知れません。
・状態が悪い、使用感がある、不人気サイズの個体→約2万円
・比較的状態が良い個体→約2〜3万円
・使用感のある総柄→約5〜8万円
・状態の良い総柄→約10万円前後
・リバーシブルスナップT→2〜3万円
・米軍スペシャル→3万〜6万円
おすすめはリバーシブルスナップTです。
安いわりに状態が良い個体が多い印象です。
また、流通数が少ないため人と被りにくいです。
ちょっとでも安く買いたければ、夏頃に値下げされることが多いので
オフシーズンに買うのもおすすめです。
まとめ
・グリセードはナイロンとパイルのリバーシブル
・プルオーバーとフルジップがあるけど、前者がおすすめ
・7年間のみ製造
・古着は高騰中
・後継リバーシブルスナップTがきれいで安いからおすすめ
以上です。
気になっている方の参考になれば幸いです!
それでは!