こんにちは、じょぶでございます。
先日バンライフに関するメモみたいな記事を投稿しました。
【妄想】私がバンライフするなら、こんな風にしたい【バンライフ】 - 妻子持ちの俺だって遊びたい!!!
今回、家族旅行のため、ベース車両第一候補であったハイエースグランドキャビンをレンタルしましたので、簡単ではありますが試乗レビュー的なものをメモしていきたいと思います。
本当はたくさん写真撮りたかったのですが…
ちびがいると結構慌ただしくてあまり撮れませんでした。
ハイエースグランドキャビンの簡単な紹介
ハイエースグランドキャビンはハイエースシリーズで最大のサイズの車両で、同時に日本で販売されている日本車の中で最大サイズの車になります。
乗車人数は普通免許で乗れる最大人数の10人乗りの四列になっています。
ホテルや教習所の送迎バスで馴染みのある(?)ハイエースコミューターの5列目を取り除いたモデルといった印象です。
妻の第一印象はロケバスだったそうです。
外装や装備など
サイズ感
まぁでかいですね~
特別珍しい車ではないですし、その辺を走っているときはそれほど意識していませんでしたが
近くで見る、普段使っている駐車場に入れる、なんてことをすると大きさに驚きます。
見た目
ハイエースとは言え乗用車モデルではありますので、外装に安っぽさや商業車感はありません。
高級感を求めるモデルでもないですが、古臭さもなく、個人的には抵抗なく乗れます。
乗り降りについて
運転席、助手席の乗り降りはかなりしんどいです。
キャブオーバータイプ(エンジンの上に座席がある)ので、かなり座る位置が高いです。ステップと取っ手を駆使してよじ登ります。
なおかつ、ほとんどの駐車場の幅ギリギリのサイズなので、あまりドアを開けないのもツライ。
後部座席は快適そのもの。
片側(左側)しかスライドドアがありませんので不便かと思ってましたが、意外とそんなことありません。
電動スライドドアであり、なおかつめちゃくちゃ広く開きます。
手動だと重たそうだな…
室内高さも高く、通路も確保されているので車内での移動のしやすさも一因かもしれません。
カギは古めかしい
今どきキーレスエントリーやスタートボタンないのがびっくり。
いちいちいにしえの鍵を取り出し、開錠、施錠、エンジンスタートを行うのは意外とストレスですね。
最近の車が快適すぎますね。
特別メリットデメリットではないですが、施錠音がいちいち重厚なのが印象的でした。
サイドブレーキは手を使うタイプ
自家用車が足踏み式だったので違和感がありました。
あと、大変個人的な話ですが、普段停車中はニュートラルに入れてサイドブレーキを使うのが私の癖なのですが、それはちょっとやりずらかったです。
ヘッドライトはハロゲン
懐かしのハロゲンタイプでした。
LEDやHIDに慣れてしまったせいか、非常に暗く感じました。
もしカスタムするとしたら、まずはライト交換したいと思いました。
運転した感想
ここからは運転したインプレになります。
ハンドルが重たい
車体の大きさや重さの影響もあると思いますが、いちいちハンドルが重たいです。
特に駐車時は何度もハンドルを切り返す必要があるので、結構疲れます。
今も二の腕がパンパンです(笑)
運転のコツはキープライト
めちゃくちゃ幅が広い、全長が長いため運転にはコツが必要です。
伝わるか分かりませんが、普段私は運転するときに左側を基準に走ることが多いです。
ですが、この車の車幅では左側がものすごく遠い。
ですので左側ではなく、中央線を基準に右側の車輪を意識して走る(キープライトする)と走りやすかったです。
キープライトなんて書いたら、教習所の教官に怒られそうですが笑
つまるところ、道路の左側を走る(キープレフト)ではなく、真ん中を走ることを意識したほうが良いと思ったのでこういう表現になりました。
また、路駐車を追い抜くときは慣れるまで怖かったです。
当たり前ですが、追い抜く車の車幅分だけ反対車線にはみ出すことを意識したらやりやすかったです。
曲がるときのコツ
まっすぐ走っている分には、正直普通に乗れるなーという印象だったのですが、曲がるときは内輪差を激しく意識させられました。
電柱とか、塀をものすごく意識しましたね(笑)
まっすぐ走っている時と同様、曲がるときも右側の車輪意識して、中央線に合わせていくイメージで右左折ともスムーズに行えたと思います。
車高の高さから、結構ハンドルは切れますし、ボンネットがないため意外と小回りは効きますし、よっぽど狭い道を選ばなければ普通に走れます。
30分ぐらい近所の慣れた道を運転していたらコツはつかめてくると思います。
ですが駐車のコツは最後まで掴めず、切り返ししまくりでした。
ドライバビリティ的なものは皆無
とても飛ばす気にはなれない車です。
ガソリンエンジンでしたが、動力は必要十分といった印象でした。
重たさは感じる、けどアクセルを踏みこめば進むといった感じです。
コーナリングが~とか、そんな余裕はありませんでした(笑)
ブレーキは踏んだ感じ、かなり効きの良いものが入っていると感じましたが、気を使って踏めばカクカクせずに止まれます。
ただし、急制動でどのような動きになるか、とても心配だったので、いつも以上に安全運転を心掛けました。
乗り心地
私は終始助手席か運転席に乗っていましたので、その感想になってはしまいますが…
前はめちゃくちゃ乗り心地悪いです。
運転席の乗り心地の悪さ、意外に運転席だけ頭上スペースが狭い、先述のステアリングの重さが特に気になりましたね。
路面状況が悪いと結構振動を拾います。
高速道路では横風による煽りも怖かったです。
シートも私の体格に合わなかったのかしっくりこず。往復200㎞弱の運転でしたが、ちょっと腰痛が出てきました。
一方で意外だったのは、後部座席はとても乗り心地が良かったとのこと。
妻の証言にはなってしまいますが、酔いやすい妻も安心して乗れた、普段使っている軽自動車よりも突き上げは少なかったとのことでした。
後部座席は床に固定されているため、スライドできませんが、全体的にゆとりある配置になっていること、頭上空間も広いこともあり非常に過ごしやすいようです。
燃費
高速メインで9.7㎞/L(モニター表記)。
一般的にディーゼルより燃費が悪いといわれているガソリンエンジンですが、正直結構走ってくれた印象です。
以前乗っていたハイオクのMPVより全然良いです。彼は8走ったらいいほうでした笑
ですが、これ罠で、満タン法で計算してみたら
6.2㎞/Lにまで落ち込みました。
ちょっと誤差が大きすぎますね笑
もしかしたら借りた時点で少し燃料が減っていたのかも知れませんし、なんとも言えません。
ですが燃費走行していたわけではないので、まあこんなもんなのかもしれません。
まとめ
- ハイエースグランドキャビンは意外と運転できる
- 全体的に装備が古い
- 居住空間と引き換えに色々我慢は必要
- 普段使いには厳しい印象
- 軽自動車最高!
バンライフのベースとしては非常に優秀だと思います。
運転手の視点から見ると改善の余地はあると思いましたが、アフターパーツやカスタムで多少良くなるものも多々あったかと思いました。
そして、改めて軽自動車の優秀さを気づかせてくれました笑
もし買うとしたら、金銭的な余裕が出てきたら、増車という形で増やしてもいいかな?
以上になります。
参考になれば幸いです。