こんにちは、じょぶでございます。
コロナの第三波が猛威を振るっていますね。
私も職場から正式にお達しがあり、人の集まるところに行ったあとは一定期間の出勤停止が言い渡されました。
実質的な出勤以外での外出禁止令です。
何も楽しみがないのもしんどいので、本来飲み会などに使っていたであろうお小遣いを使って、キャンプのQOLを上げていこうかなと考えております。
私のキャンプ歴も早5年、ゆるくケチケチとやっていますので意外と装備が貧弱なのが悩みだったんです。
記念すべき第一弾は
手斧・ハチェットです。
手斧・ハチェットとは
斧と言いましても用途によってサイズが様々あります。
ちょっと大きいナイフのように使える小型の斧から、丸太を切るため大型の斧までありますが、私が今回購入したのは30センチぐらいのサイズ感のものです。
持ち運びと、薪割りのバランスを考えるとこれぐらいがちょうどいいかと思います。
キャンプで斧を使うタイミングは薪割りのみです。
まあ文字通り裏技的ですが、歯の後ろをハンマー変わりとして使うこともできます。
市販の薪であれば、大きい焚き火台があればそもそも小さくする必要がないですし、ナイフで薪を割ることもできます(バドニングと言います)
特化した道具ってやっぱり便利ですが、持ち物の数に制限があるキャンプでは贅沢品と言わざるを得ません。
購入の優先順位は随分下になってしまいました。
購入した手斧「ハスクバーナ・ハチェットH900」
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さて、購入しようと決心したはいいですが、商品がたくさんあって、お値段もピン切りでどれを買おうか随分悩ましかったです。
失敗して何本も買ってもしょうがないので、間違いなさそうな有名ブランドの斧を買いました。
ハスクバーナはスウェーデンの会社で、品質とデザインに定評があります。
その中でも柄が樹脂製のものを購入してみました。
木製の柄のほうが味がありますが、値段や使い勝手からこちらを選択しました。
新品の斧を砥ぐ
新品の斧は刃が付いていない状態で送られてきますので、キャンプに行く前に砥石などで研いで刃を付ける必要があります。
シャープナーや紙やすりで行うパターンもあるようですが、私は普段包丁などに使っている砥石を使いました。もともと刃が付いている刃物と違ってたくさん研がないといけないので、粗めの砥石もあった方が楽かもしれません。
私は以下の砥石を使用しました。
・100均の砥石(粗目120番、中目240番)通販ではこれが一番近いかと思います。
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・2000円ぐらいの砥石(中砥石1000番)
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砥ぐ前に砥石は5分ほど水につけてしっかり給水させましょう。
研ぎ方のコツ
実際に研いでみないと分からない、感覚の部分もありますがちょっと気づいたことをメモしておきます。
まず、得物のサイズが大きいので広い場所でやった方がやりやすいです。
水が必要なので台所でやることが多いかと思いますが、片付けてスペースを作るところから始めましょう。
刃の部分に角度が付いておりますので、それに合わせて粗目で研いでいきます。
包丁と同じく、砥石を固定して斧を前後に動かす方法で研ぎました。結構力を入れてしっかり削れていることを感じながら研ぎます。
また、刃が大きい上に弧を描いているので、ずらしながら均等に研いでいきます。
イメージでは、刃を三分割して研いで行くような感じです。
10分弱ぐらいで研いでいると塗装が剥がれて銀色が見えてきます。
銀色が見えてきたら中目に砥石を変えて、同じく10分ぐらい研いでいきます。
ここでもしっかり力を入れて研ぎました。
ここからは塗装をあてに砥ぐことができないので、なんとなく刃が付いてくるまで研いでいました。
刃を指の腹でなぞるとザラザラしてきたら合図です。
正直ここでやめても薪割りには十分だと思いますが、フェザースティックを作れるぐらいには鋭くしたかったので、もう少しだけ砥ぐことにしました。
中砥石に切り替えて研いでいきます。
ここからは砥石がゴリゴリ削れている気がしてちょっとドキドキしました(笑)
泥みたいなものが出てきますが、研磨剤の役割がありますので洗い流さないようにします。
乾いて来ないように適時水をかけながら研いでいきます。
もはや延長戦のような研ぎ作業ですのでほどほどに研ぎました。
全部の工程で両面研ぎましたので合わせて1時間弱ぐらい作業していたかと思います。
初回は少し時間がかかりますが、一度刃が付いてしまえば日々のメンテナンスは15分ぐらいでしょう。
割り箸で試してみましたが、鉛筆削りができるぐらいに刃を乗せました。
まとめ
まだ実践投入できていませんのでレビューは出来ませんが、第一印象としては使いやすそうで楽しみです。
新しいギアは増えるとワクワクしますね。
キャンプって道具のお手入れなども醍醐味の一つだと思いますので、引き続きレビューしていきたいと思います。