ブライワックスとは
テキーラテーブルとは
①塗装前に拭きあげ
まずは表面の汚れを落とすために、濡れた布で拭きあげを行います。より塗料を浸透させたい場合は、目の細かいヤスリなどで磨いてあげた方がいいかもしれません。油性の塗料なので、拭きあげ後は水分をしっかり乾燥させました。
②塗料の塗り込み
布に「アンティークワックス」を取って、木材に塗り込んでいきます。ワックスというだけあって、開封時は固くて布にうまく取れませんでした。指の体温で徐々に溶かして塗っていくとスムーズかも知れません。作業時は天気がよかったので、日光の下に置いておいたらどんどん溶けて柔らかくなって焦りました。
木の節目の部分といった凹凸の所には多めにワックスを塗るように心がけました。
このような仕上がりになりました。未塗装の木材と比べ、木目が強調されていい味が出ています。
このあと塗料を浸透させるために10分ほど放置します。
③最後に乾拭き
余分な塗料を落とすために乾拭きをします。
新しい白い布で拭きあげましたが、これぐらい余分な塗料が取れました。屋外キャンプで使用するため、少し多めに塗料を塗り保護を重視仕上げにしました。家庭用でしたら、服などに付くリスクがあるため、しっかり拭きあげした方がいいかと思います。
今回の仕上げ方ですと、木材を触った感触はさらっとしていますが、指にクレヨンを触ったあとのような感触が残ります。
完成
ただ塗るだけで素敵なキャンプテーブルがDIYできました。今後キャンプで使用して耐久性などもレビューできたらと思います。
注意事項
お手軽な塗料「アンティークワックス」ですが、注意点もあります。一つは手の汚れ。
一枚反面の塗装時点でこれぐらい手が汚れます。しかもこれが全然落ちない…綺麗になるまで2〜3日かかったように思います。体温で溶けたワックスがシワの奥まで浸透してしまうのが原因かと思います。気になる方は手袋を使用した方がいいですね。
もう一つは塗料容器裏の注意点です。
「ワックスのついた衣類は自然発火を起こす可能性があるので、水につけて破棄して下さい」とあります。検索してみると、油類が酸化する際に熱を発するようで、高温になりやすい所に密閉しておいて置くと、熱がこもって自然発火することがあるそうです。
塗料として木材に塗った場合、皮膜が形成されるため、発火するほど酸化が進むことはないようです。熱がこもりやすい車で運搬するので心配しましたが、大丈夫そうです。