アウトドアの古着好きである私のレインウェア、及びハードシェルの選び方を書いておきたいと思います。
コンビニのカッパやワークマンのレインウェアもいいですが、一着持っておくとフェスや旅行などで活躍しますのでおすすめです。
登山用で買うなら新品を買おう
有名ブランド品は古着屋やリサイクルショップでも高値で売られています。
見た目もキレイで新品より安いならこっちで…と考える人もいるかと思いますが、私はおすすめしません。レインウェアに使用されている透湿防水素材(GORE-TEXなど)はデリケートであることが多く、洗濯の仕方を間違えると透湿性が失われてしまいます。
古着は適切にメンテナンスしていたかどうかを証明するすべが無いため、透湿性を最大限発揮してほしい場面ではやめておくのが無難です。
新品を買って、自分できちんとメンテナンスし、長く使いましょう。
3レイヤー(三層構造)がおすすめ
アウトドア用のレインウェアやハードシェルには2〜3層で構成されているものが多いです。
三層のものは、透湿防水素材をサンドイッチする形で三層になっています。
内側を見ると格子状のガーゼやメッシュのようなものが縫い付けられており、触るとサラサラしています。
一方、2層や2.5層で作られているものは内側はツルっとしており触ると滑り止めのような抵抗感があります。(あくまで三層と比べると、という意味です。少し誇張があります)
着心地が3層のほうがいい、というのもありますが、2層や2.5層の悪いところは剥離にあります。
体に触れる一番内側の層が経年劣化で剥げてきます。雨は防げるかもしれませんが、これでは剥離したもので服を汚してしまいます。
寿命は3〜5年と言われており、新品で買うならまだしも、古着で買うのはおすすめしません。
外層の破れやシームテープの剥がれはそれほど気にしない
あまりダメージがひどいものはおすすめしませんが、小さな穴や目立たない部分の破れ、シームテープの剥がれはあまり気にしなくていいと思います。
そういった部分の修理キットが販売されているため、自分で安価に修理できます。
ただ、アイロンを使うものもありますので、アイロンを、お持ちでない方は配慮したほうがいいかも知れません。
詳しい方法は別の記事で書きたいと思います。
まとめ
街使いでGORE-TEXはオーバースペックだ!
なんて言われておりますが、古着でしたら値段も抑えられておすすめです。
昨今のアウトドアブームもあり、なかなか古着も値下がりしませんので、ジャンク扱いの古着を狙うのもいいかもしれません。
街用には現役を退いたマウンテンパーカを、登山用にはコスパ良好のモンベル、なんてのもいいのではないでしょうか。
ご参考になれば幸いです。